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  • 執筆者の写真SOH

コストコ「カークランド クローバーハニー」非加熱はちみつではありません!養蜂についても解説

こんにちは。聖書とはちみつが好きな伊藤(@itosoh)です。


世界に数多く存在する「推理小説」の中でも圧倒的な人気を誇るのが、イギリスのコナンドイルが著した「シャーロックホームズシリーズ」です。(私も中学生の時、熟読していました)


主人公であるシャーロックホームズは作品の最後で探偵業を引退して、103歳まで養蜂家として余生を過ごします。


もちろんフィクションの世界の話ですが、実際の養蜂家にも長生きする人が多く、しかも生涯現役なのだといいます。


きっとコナンドイルは、はちみつが脳や身体に最適な食品の一つであることを知っていたのですね。


はちみつには、甘味成分だけでなく、多くの必須アミノ酸やミネラル、ミツバチの出す特殊な酵素などが含まれていて、(150種を超える成分を含む)サプリメントとしてはもちろん、現代科学では解明できない未知の作用があると言われています。


菜食主義の父と呼ばれるピタゴラスは野菜とはちみつで90歳まで、(当時としては驚くほど)長生きしました。


世界三大美女と名高いエジプトの女王クレオパトラはその美貌を保つためにはちみつの風呂に浸かっていたといいます。


はちみつの保湿効果が肌に良いことは、紀元前から知られていたのですね。(ミイラをつくるのにもはちみつが防腐剤として使われていたそうです)


ところで、私たちが養蜂と聞くと、下の写真のような巣箱と巣枠を思い浮かべると思います。↓






写真のような養蜂技術は近代養蜂と呼ばれています。


実は、この近代養蜂が始まったのは最近のことです。


1851年にアメリカの牧師であり、発明家でもあったロレンジ・ラングストロスが今あるような巣箱と巣枠を使った養蜂技術を開発しました。


現在では、世界中のほとんどの養蜂家が牧師ラングストロスが開発した近代養蜂ではちみつを採取しています。


近代養蜂が開発されるまでは、原始的養蜂と呼ばれる方法ではちみつが採取されていました。(原始的養蜂は土や粘土などで作った壺などのシンプルな養蜂箱に、ミツバチの巣を入れて育てるといった単純なものです。)


または、自然に営まれている巣を探し、それを採集し、砕いて、はちみつを絞り取るしかありませんでした。

(紀元前1000年頃のイスラエルの歴史が記されている、『旧約聖書』のⅠサムエル記14章27節は原始的な方法ではちみつを採取している様子を伺わせている)



彼は手にあった杖の先を伸ばして、蜜蜂の巣に浸し、それを手に付けて口に入れた。すると彼の目が輝いた。Ⅰサムエル記14章27節
彼は手にあった杖の先を伸ばして、蜜蜂の巣に浸し、それを手に付けて口に入れた。すると彼の目が輝いた。Ⅰサムエル記14章27節

原始的養蜂の場合は、巣に住んでいるミツバチを殺すか、巣の外に追いやるしかありませんでした。


近代養蜂が19世紀に始まってから、ミツバチを育て、生かしながら、はちみつを採取できるようになりました。


また原始的養蜂では難しかった、大規模な養蜂ビジネスが可能となったのです。


「はちみつの歴史は人類の歴史」

という、ことわざもありますが、牧師ラングストロスが開発した近代養蜂によって、養蜂の歴史に大きな革命が起ったのです。



革新的な近代養蜂を開発したのは意外にも牧師であった
革新的な近代養蜂を開発したのは意外にも牧師であった


「だからなんなんだ。」

そんな声が聞こえてきそうですが、個人的に「牧師がはちみつ。面白い。」と感動したのでシェアさせていただきました。

さて、以前、当ブログで

書きましたが、最近はブライトザマー社のはちみつだけでなく、コストコのクローバーハニーはちみつ(くまの容器のはちみつ)を食べています。↓




コストコのはちみつは何と言っても、ユニークな「くまの容器」が多くの人の心をとらえます。


非常にインスタジェニックなはちみつです。


大容量のタイプ(2.26キロ)もあります。↓




大容量のはちみつには、水飴などを混ぜ合わせた「はちみつ風なはちみつ」が多いものですが、調べてみるとコストコのはちみつは100%無添加の天然のはちみつであることが分かりました。


ラベルをよく見ると、クマの容器タイプにも、大容量タイプにも「100%US Grade A」という表示があります。


これは、アメリカ合衆国が定めるAランクのはちみつを100%使用しているという意味です。(アメリカ農務省は、はちみつを水分量・香り・不良品の割合などの項目で検査し、品質を評価しているようです)


コストコのはちみつは100%無添加のクローバーはちみつです。


ただ一つ問題なのは、コストコのクローバーハニーはちみつは、固結防止のために製造工程中に高温殺菌の工程があるということです。つまり、コストコのクローバーハニーはちみつは「非加熱」ではありません。(蜂蜜は、熱を加えると多くの栄養素が壊れてしまう。一般的に50~60度と言われる)


私はこの記事を書きあげるために、コストコのクマはちみつを徹底的にリサーチしました。


今日の今日まで、この衝撃の事実を知らずにクマはちみつを食べていました。


もちろん、100%無添加であり、完全なはちみつであることは間違いないのですが、加熱処理されているため、はちみつに含まれる大事な栄養素の多くは死んでしまっている可能性が大きいのです。(泣)


残念ですが、仕方ありません。


間違いなく美味しいし、クローバーの香りもします。


また、低価格で流通している「はちみつ風のはちみつ」よりも体に良いに違いありません。

(加熱されているはちみつでも、100%純粋であれば血糖値の上昇が緩やか)


加熱料理に使用するのにもぴったりですね。


ブライトザマー社のはちみつよりコストパフォーマンスが良いので、しばらくはコストコでクマのはちみつを購入します。皆さんも是非一度↓






古くから「四里四方に病なし」ということわざがあるように、身近で採れるもの、季節に合わせて作られたものは最高の健康食品だと言われます。


地の物や季節の物を食べることは、その土地の気候や風土にあった体が作られ、免疫力が高まると言われます。


私の場合、海外産のはちみつばかり食べています(日本のはちみつはリッチなので)が、

自分の家の庭で養蜂を始めるのが1番やすくて、1番健康なのかもしれません。(1番大変)



最後に…


はちみつは究極の健康食品です。


これからも、毎朝の朝食で様々なはちみつをトライしてみたいものです。


何千年も昔に書かれた旧約聖書には50回以上はちみつ(Honey)という言葉が登場し、その中のうちの一つは、詩篇119篇103節です。


あなたのみことばは私の上あごになんと甘いことでしょう。 蜜よりも私の口に甘いのです。 (聖書−詩篇119篇103節)

はちみつは砂糖と比較して、カロリーは3分の2程度ですが、甘さは3倍以上です。

そのはちみつよりも神様のことばは甘いのです。


さんざん「はちみつ」について書きましたが、私は、はちみつよりも先に、日ごとに神様のことば(聖書)によって神様に導かれます。


私はあなたの仰せの道を走ります。 あなたが心を広くしてくださるからです。 (聖書−詩篇119篇32節)

今回の記事は、主に「誰でもチャレンジできる!はじめての養蜂−東雲 輝之著」を参考にしました。



THANK YOU FOR READING.

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