『えんとつ町のプペル』改訂版
- SOH
- 2019年4月29日
- 読了時間: 3分
ずっと前から気になっていた、キングコング西野さん(@japanesehandsome)の『えんとつ町のプペル』。
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ゴールデンウィーク真っ只中の今日、
夕食後のコーヒータイムに私(@itosoh)と両親の3人で読みました。(仲良し)
それで、
結論から言うと、面白かったです。
ストーリーにグイグイ引き込まれて、「え、どうなるんだろ!」と先が気になり、一気に最後まで読みました。
読み終えてすぐに、私の父と面白い話になりました。
「こうしたら、もっといいんじゃないかなー!」というストーリーを思いついたのです。(何様?!笑)
それは、ゴミ人間プぺルがかわりはてた姿であらわれたシーン↓から
プペルの左耳のゴミが取られて、プペルは耳が聞こえなくなりました。
この出来事がきっかけで、プペルの体を構成しているゴミは人間の体と同じ役割を果たすことになる!とわかりました。
そしてプペルとルビッチは離れ離れになります。
ここらへんから、以下のように変更したら「もっといい」んじゃないかなーと思いました。
改訂版『えんとつ町のプペル』↓
・プペルは変わり果てた姿でルビッチとルビッチの母を呼びに来る
・3人でルビッチの父の船の所にくるとプペルは自分の足をもぎ取り、船をくっつける
・プペルの足となった船にルビッチとルビッチの母は乗り込み、プペルの猛ダッシュで星空を目指す
・星空を見て、ルビッチとルビッチの母は「父ちゃんが言ってたことは本当だった」と涙を流す
・地上に戻るとプペルは疲れ果て、死に絶える。しかし頭からペンダントが見つかり、ルビッチとルビッチの母は微笑む。THE END
↑っていう感じの方がいいんじゃないかなーと、コーヒーを飲みながら語り合ったのです。
なぜ上記のように変更した方が「もっといい」のか?
どうしても、『えんとつ町のプペル』原作のまんまだと、地上に戻ってきた後のことが気になっちゃいます。
ゴミ人間に自分の父を見る。っていうのはルビッチとルビッチの母にとって、とっても辛いことだと思います。
ルビッチの父が死んでしまったのは事実。だけど、ルビッチの父はその生き方をルビッチの母とルビッチに遺したはずです。
だから、マイファミリー改訂版『えんとつ町のプペル』のように、「プペルが身代わりになることで、ルビッチ親子は星を目撃し、父の信念が間違っていなかったことを知る。」というストーリーの方がいいと思うんです。
と、読んでいきなり、そして勝手に、改訂版を考えるマイファミリーのゴールデンウィークでした。
「えんとつの町のプペル」
キングコング西野さんの新しい絵本「チックタック 約束の時計台」
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