3世紀の回心者はバプテスマを受けるまで3年間の準備期間があったらしい
- SOH
- 2020年4月23日
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バプテスマについて参考になる記事があったのでメモしておきます!
フスト・ゴンザレスの「キリスト教史上巻」からです。
↓
3世紀の教会のバプテスマについて書かれていました。
以下はその引用です。
使徒の働きによると、人々は回心すると同時に洗礼を受けた。最初の改宗者のほとんどが、ユダヤ人かユダヤ教の影響を受けた異邦人であったので、もともとキリスト教的生活と宣教の教えについての基礎知識があったことを考えれば、回心と同時に彼らが洗礼を受けたことは、原始キリスト教共同体の中では十分ありえたことである。しかし、次第に教会の中に異邦人が増えてくると、洗礼に先立って一定の準備と吟味を含む指導が必要になってきた。この「洗礼志願期間」は、3世紀のはじめまでには、3年間に及ぶようになった。この期間中に、洗礼志願者はキリスト教教理を学び、毎日の生活において確信の深さを表すことが義務づけられた。そして、洗礼の直前に審査を受けてから、洗礼を受ける人々の中に加えられた。(フスト・ゴンザレス「キリスト教史上巻」p112より)
以上!
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