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  • 執筆者の写真SOH

【感想】「イスルイン物語 預言されし王」読んでます

先日、Twitterでたまたま見つけてずっと気になっていた本を購入しました。


「イスルイン物語」 というファンタジー小説です。


「イスルイン物語」
「イスルイン物語」




出版社


「イスルイン物語」を出版しているのは「エシュルン出版」という出版社です。(HPはこちら)ホームページを見てみると、2018年にはじまったばかりの、新しい出版社のようです。InstagramやTwitterなどのSNSを使って上手にマーケティングしています。(私自身もSNSを通して「イスルイン物語」を知り購入に至りました。)



著者


著者はF.エフライム氏です。Amazonの商品説明欄には「日本在住のクリスチャン」「覆面作家」とありますので、本名ではないと思います。日本人かそうじゃないかも分かりません。(よく分からないところが興味をそそります)



感想


正直、まだ第6章までしか読んでないのですが、感想書きます。笑


めちゃ面白いです!


(だから早速感想書いています。)


私は学生時代、「指輪物語」(映画「ロード・オブ・ザ・リング」の原作)が大好きでした。


読む前は、「指輪物語」的なものを期待していましたが、良い意味で期待を裏切られました。


「イスルイン物語」には「指輪物語」とは「違う面白さ&新しさ」があります。


「指輪物語」の著者JRRトールキンもクリスチャンで聖書の物語を小説に反映しています。でも「指輪物語」を読んでもどこらへんが聖書的なのか「ピーン」ときません。


でも「イスルイン物語」はその逆でどこらへんが聖書的なのかすぐに「ピーン」ときます。


例えば、以下の文章があります。クリスチャンなら「ピーン」とくるはずです。


集まったエルフたちの期待に応えるかのように、男はガラドゥインの岸辺で大声を上げて教えを説いていた。「悔い改めよ!神の王国が近づいている!」シリオンは胸を高鳴らせた。いよいよ救い主(メシア)が神の王国を建て上げるために現れたんだ。エルフの祖エルファラムに与えられた『神の契約』が成就する時が来たんだ。男はざぶざぶとガラドゥイン川に入って行った。「さあ、神の喜ばれる生き方に立ち返って洗礼(バプテスマ)を受けよ。水に浸って新しい命を迎えるんだ」(「イスルイン物語 預言されし王1」P 45より引用)

きっと、聖書を読んだことがある人なら、川でバプテスマを授ける一人の男の姿が思い浮かんだと思います。


こんな感じで登場人物はエルフやドワーフなのですが、明らかに聖書の物語が土台になっていることが分かるストーリーなのです。(これまで、このような形態のファンタジー小説はなかったと思います。そういう意味で「新しい!」です)


なので、読んでいて、聖書の物語を思い出しながら、確認しながら、読むことができるのでとても楽しいです。


「覚えておくといい。神の口から出る言葉、これこそ竜を打ち負かす剣なんだ。」イスルイン物語より
「覚えておくといい。神の口から出る言葉、これこそ竜を打ち負かす剣なんだ。」イスルイン物語より


これからどんな展開を見せるのか。期待して読んでみようと思います。




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